基本情報技術者試験にたった2週間で合格した方法

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先生
先生

今回は、先生が基本情報技術者試験にたった2週間の対策で合格した方法について解説していきたいと思います。

学生
学生

よろしくお願いします!

基本情報技術者試験とは

そもそも、基本情報技術者試験とは、情報処理推進機構によれば「ITエンジニアの登竜門 」と称されている試験のようです。
基本情報技術者試験の試験対象者は、「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者」となっています。
具体的には、情報処理システムプロジェクトにおいて、指導者の指導のもと、システム設計書を作成し、システム(プログラム)の開発からテストまでの一連のプロセスを担当します。
令和2年度より筆記方式から、CBT方式(コンピュータを利用して実施する試験方式)に変更となり、年2回(上期、下期)の一定期間実施されています。 来年からは通年試験となり、2023年4月より随時受験が可能となります。
参考ページはこちらになります。気になった方は是非ご一読ください。

学生
学生

なるほど。。基本情報技術者試験の概要はわかりましたが、資格取得することの意義はあるのでしょうか?

先生
先生

良い質問だね!今からその疑問に答えていこうと思います。企業によっては、求人条件に基本情報技術者試験の合格を課しているところもあるくらいなの。

基本情報技術者試験に合格することのアドバンテージ

基本情報技術者試験の合格者は、一時金や資格手当等の報奨金が支給されたり、就職の際の前提条件にされたりする(ポテンシャル採用のイメージが強い大手企業でも前提条件となっているところがあるようです)など、企業から非常に高い評価を受けています。(企業側にとっては、この試験の合格者数が多いことが企業の技術力の高さの証明になります。)
このような理由から、プログラマやSE(システムエンジニア)等のIT業界に従事している方や、将来IT業界での就職を目指している方にとっては是非ともとっておきたい資格となります。

試験内容概要

基本情報技術者試験には大きく分けて「午前試験」「午後試験」とがあり、両者とも100点満点中60点を獲得する必要があります。午前試験は知識の有無を確認するような選択式の問題になっており、午後試験は、午前試験の知識を応用させ多様な選択式の問題となっています。試験時間については、両者とも150分になります。現状は午前試験と午後試験をそれぞれ別日に受験することが出来ます。
出題分野の詳細な説明に関してはここでは割愛しますが、コンピューター要素などの「テクノロジ系」、プロジェクトマネジメントなどの「マネジメント系」、システム戦略などの「ストラテジ系」があります。ポイントは、午前試験と午後試験の出題範囲がほとんど同じという点です。工夫次第では、対策時間を劇的に削減できます。

学生
学生

基本情報技術者試験について少しずつ分かってきた気がします。

先生
先生

それは良かったわ。
それでは基本情報技術者試験の戦略的な勉強法を伝授します。

戦略的な試験対策法

結論から述べると、午前試験を受験した数日後に午後試験を受験すると仮定して、午前試験の対策にフルコミットすることです。私はこの方法で2週間で試験に合格することが出来ました。
ここからは具体的に私が行った対策法について紹介します。
準備物は、
①柏木先生の基本情報技術者教室
②基本情報技術者過去問道場
③令和04年【上期】基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集

の3つです。下にリンクを掲載しておきますね。

基本情報技術者過去問道場

ここからは実際に、私が行った勉強法を詳細に記述していきます。
簡単に概要だけ述べると
①知識のインプット → ②簡単な過去問でアウトプット・インプットを繰り返す → ③過去問演習 といったような流れになります。

①柏木先生の基本情報技術者教室を用いて知識をインプット(1週間)

まずは試験で問われるであろう知識をインプットしていきます。ここでのポイントは「完璧を目指す必要はない」ということです。試験の合格には正答率60%が必要となりますが、言い換えれば40%は不正解でも問題ないということです。加えて、過去問を演習していくうちに頻出の知識は嫌でも覚えることになるので、完璧に理解・暗記することにこだわらずに教材をサクサク進めましょう。

②過去問道場で午前問題の過去問演習により頻出知識の理解に努める(1週間)

教材を読んである程度の理解ができたら、今度はネットに無料公開してある、基本情報技術者過去問道場をフル活用して、午前問題の過去問演習を行いましょう。ポイントは「正答率8割5分以上を目指す」ということです。ほとんどの場合、基本情報技術者試験の「午前問題」と「午後問題」は全く別物のように捉えられがちですが、両試験では出題範囲が全く同じです。つまり、午前試験対策と午後試験対策と別々にとらえる必要はなく、午前試験対策が実は午後試験対策にもなっています。(午後試験は、午前試験よりも応用的な問題が多く出題されます。)つまりは、基礎的な問題が多く出題される午前試験対策をしっかりと行い高得点(8割5分程度)をとることが出来れば、自然と午後試験でも6割をとることが出来るようになります。(筆者はそれで合格しました。)
試験まで時間がそれほど取れない方は、是非基礎固めの意味も込めて午前試験の対策にフルコミットしてみてください。

③パーフェクトラーニング過去問題集で午後試験の過去問演習

最後の工程は、午前試験が終了してから私は行いました。午後試験問題の中で、(個人の感覚ですが、)特に「アルゴリズム」関連の問題と「疑似言語を用いたプログラミング」の問題は所見では太刀打ちできません。筆者の場合は、問題特有の記号が出てくる点が非常に厄介でした。プログラム中に出てくる記号の意味さえ理解できれば、特段問題はないと思うので一度は午後試験の過去問演習も行いましょう。午前試験の内容が8割程度理解できていれば、午後試験の問題に苦しむことはないと思います。

まとめ

学生
学生

今日はありがとうございました。僕も基本情報技術者試験対策を戦略的に行って、合格を勝ち取りたいと思います。

先生
先生

頑張ってくださいね!応援してるよ。

いかがだったでしょうか。皆さんも基本情報技術者試験の対策を頑張ってくださいね。
ここまで読んでいただいて、自分にはまだ基本情報技術者試験はハードルが高いと思われた方は「ITパスポート試験」にチャレンジされてみてはいかがでしょうか。応援しています!

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