「HTML初学者必見」リスト表示タグを分かりやすく解説します!

HTML

こんにちは、Zakkyです。今回は「リスト」コンテンツの構造を表すためのタグを紹介します。HTML文書を記述する際に、リスト表示というのは非常に多用されます。その理由としてはCSSと組み合わせることで、リストは、表やナビゲーションのように様々な表示方法をとることができるからです。そんなリスト表示の基本を皆さんと一緒に学びたいと思います。

基本的なリスト表示のタグ

リストを表示するには1行分をliタグで囲む。
一般的なリストはliタグのリスト全体をulタグで囲む。
いつも通りサンプルコードはコピペすることができるので、皆さんもぜひ手を動かしながらやってみてください!サンプルコードは以下にあります。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
    <title>listタグ</title>
</head>
<body>
    <h1>九州の県リスト</h1>
    <ul>
        <li>福岡県</li>
        <li>佐賀県</li>
        <li>長崎県</li>
        <li>大分県</li>
        <li>熊本県</li>
        <li>宮崎県</li>
        <li>鹿児島県</li>
        <li>沖縄県</li>
    </ul>
</body>
</html>

ブラウザでの出力結果はこのようになります。

 

 

 

 

ソースコードにもある様に、リストを表示させるにはulとliタグを組み合わせて使います。まず始めにliタグでリストの1行分を囲みます。このliタグで囲まれたものは任意の数だけ記述することができます。これらのliタグ全体をさらにulタグで囲んでリスト表示の完成です。どちらか一方の記述を忘れてしまうと、リスト表示にならないので注意が必要です。

番号付きリスト

番号付きリストはulタグの代わりにolタグを使う。
開始番号を指定するにはstart属性を使用する。
番号をカウントダウン形式で表示するにはreversed属性を使う。
ulタグを用いたリストは各リストの始まりは「・」の記号がついています。今回はこれを番号に置き換えてみましょう。このときはulタグの代わりにolタグを使用します。それではサンプルコードを見てみましょう。先ほどのコードのlタグをolタグに変更したのみで,他のコードは全く同じです。
    <ol>
        <li>福岡県</li>
        <li>佐賀県</li>
        <li>長崎県</li>
        <li>大分県</li>
        <li>熊本県</li>
        <li>宮崎県</li>
        <li>鹿児島県</li>
        <li>沖縄県</li>
    </ol>

ブラウザでの出力結果はこのようになり、番号付きリストを表示することができました。

 

 

 

 

 

このようにolタグを用いることでリストに番号が振られますが、開始番号を指定することができます(デフォルトでは1から始まるようになっています。)。ol開始タグを

<ol start="5">

とすることで番号を5から始めることができます。

 

 

 

 

また、同じようにこの番号をカウントダウン形式で表示させたい場合はreversed属性を指定することで表示させることができます。

説明リストの表示

用語はdtタグで、説明はddタグで囲む。
dtタグとddタグが記載された全体をdlタグで囲む。
最後に、少し特殊なリストである「説明リスト」について説明します。説明リストは、ある用語とその説明をワンセットでリスト化するためのタグです。応用例としては、ランディングページで会社概要を表示するときに使えます。説明リストではひとつのdtタグに対して複数のddタグを記述することも可能です。ここでは四字熟語を説明するようなリストを作成してみましょう。サンプルコードはこちらです。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
    <title>説明リスト</title>
</head>
<body>
    <dl>
        <dt>諸行無常</dt>
        <dd>この世の万物は常に変化して、ほんのしばらくもとどまるものはないこと。</dd>
        <dt>森羅万象 </dt>
        <dd>天地間に存在する、数限りないすべてのもの(万物)や事象。</dd>
        <dt>風林火山</dt>
        <dd>戦いにおける四つの心構えを述べた語。</dd>
        <dt>温故知新</dt>
        <dd>前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること。</dd>
    </dl>
</body>
</html>

用語にあたる文字列をdtタグで囲み、その説明にあたる文章をddタグで囲みます。dtとddタグのセット全体をdlタグで囲むことで説明リストが表示できます。それではブラウザでの表示を見てみましょう。


基本的な3つのリストの記述方法をマスターして一流コーダーに一歩近づきましょう!

最後までこの記事を読んでくださった皆様、ありがとうございました。
それでは次回のブログで会いましょう!
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